SMTPの構成
SMTPの構成は、Contaoが電子メールを送信の方法を指定します。ウェブサーバーの環境に応じた内容とする必要がありますが、(原理的に)SMTPサーバーを私用した場合だけ可能な機能もあります。

SMTPで電子メールを送信
電子メールの送信方法を指定します。
- SMTPで電子メールを送信を選択しないと、PHPのmail()関数を使用して電子メールを送信します。
- SMTPで電子メールを送信を選択すると、SMTPサーバーと通信して電子メールを送信します。
- 初期状態は非選択です。
SMTPサーバーを使用すると、ニュースレターで複数の宛先に送信する場合にエラーとなった宛先のアドレスを確実に識別できる利点があります。但し、接続先のSMTPサーバーが直接エラーを返した場合に限ります。
SMTPで電子メールを送信(SMTP経由のメール送信)を選択すると、設定を保存するといったボタンをクリックしなくても自動的に表示が切り替わります。(Ajax技術が使用されています。)
SMTPの送信を有効にした場合を表示
SMTPのホスト名
SMTPサーバーのホスト名を指定します。
- SMTPを使用する場合は必須の項目です。
- 初期値は localhost となっています。(つまり、ウェブサーバーと同一のホストです。)
SMTPのユーザー名
SMTP認証が必要な場合に指定します。
- SMTP認証のユーザー名を入力します。
- SMTP認証が不要な場合は空のままにします。
- 初期値は空です。
SMTPのパスワード
SMTP認証が必要な場合に指定します。
- SMTP認証のユーザーに対応するパスワードを入力します。
- 初期値は空です。
SMTPのポート
SMTPのTCPのポート番号を指定します。
- 初期値は標準のSMTPポートの25です。
- SSLを使用したり、SMTPではなくSubmissionプロトコルを使用する場合は対応するポート番号を指定する必要があります。