公式フォーラムにLeo Feyer氏が「TYPOlight 2.7の条件確認ツール」という記事を投稿しました。

記事には、typolight-2.7.phpというスクリプトが添付されています。これを使用すると、現在動作しているTYPOlightのサイトを2.7にバージョン・アップするときに調整が必要になるであろう部分を表示します。TYPOlight 2.7での変更に書かれたうちの主に6つの重要な点を確認してくれて、これですべてがチェックできるわけではありませんが、カバーされない部分がもっとあるというわけでもないということです。

以下のような手順で使用します。

1. 当該記事に添付されているファイルをダウンロードします。
2. zip形式のファイルとなっていますから、適切なツールでファイルを展開します。
3. typolight-2.7.phpというファイルが取り出されます。
4. typolight-2.7.phpをtypolightをインストールしたディレクトリに置きます。
5. アクセス権はWebサーバから読めるようになっていれば十分です。

主な検出される変更内容は以下のようになります。

1. 廃止されたナビゲーションモジュールの検出
2. テンプレートnav_defaultの変更(アクティブなメニューを囲むタグ)
3. フォーム入力のerrorクラス
4. コンテンツ要素とモジュールのテキスト配置指定(の廃止)
5. ミニカレンダー・モジュール
6. カレンダーのテンプレート

さらに、2.7で改良されている以下の点についても見直すことを勧めています。

• 検索情報を収集するロボットのためのメタタグの設定
• ニュースレターのモジュールの改良