日付と時刻の書式
Contaoでは日付や時刻の書式は、各国語の表示に対応できるようになっています。
バックエンドの日付と時刻
日付や時刻の書式は、バックエンドの構成(環境設定)の「日付と時刻」から設定できます。これがバックエンドやフロントエンドを含めた、全体的なデフォルトの書式として使用されます。
ここでの書式の定義はPHPの関数date()で解釈されます。そして、バックエンドでは入力した日付や時刻を正確に解析するため、数値の日付と時刻の書式(j, d, m, n, y, Y, g, G, h, H, i, s)だけが使用できます。
書式文字 | 意味 |
---|---|
j | 1桁または2桁の日 |
d | 2桁の日(10未満の場合は先頭にゼロを付加) |
n | 1桁または2桁の月 |
y | 2桁の年 |
Y | 4桁の年 |
g | 1桁または2桁の12時間表示の時 |
G | 1桁または2桁の24時間表示の時 |
h | 2桁の12時間表示の時(10未満の場合は先頭にゼロを付加) |
H | 2桁の24時間表示の時(10未満の場合は先頭にゼロを付加) |
i | 2桁の分(10未満の場合は先頭にゼロを付加) |
s | 2桁の秒(10未満の場合は先頭にゼロを付加) |
数値を使用した書式に制限されています。言い替えると、上記以外のものは使用できませんし、一部のバージョンだけだったかもしれませんが、入力した日付が長すぎると判断されて入力できなかった場合もありましたので、ここではヘルプにある例に留めて、"Y年n月j日"といった日本語を含めた指定は避けた方が安全でしょう。
フロントエンドの日付と時刻
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フロントエンドの日付と時刻の書式は、サイト構造で「ウェブサイトのルート」のタイプのページで定義できます。これは言い替えると、複数のドメインのウェブサイトを作成しない場合でも、「ウェブサイトのルート」のページを作成すべきであることになります。
また、複数言語に対応したサイトを作成する場合は、それぞれの言語に対応した「ウェブサイトのルート」から始まる際と構造を作成することにもなります。(「ウェブサイトのルート」ではない通常ページでも、日付と時刻の書式を指定できた方が嬉しい気もしなくはありませんが。)
バックエンドでの指定と異なり、「ウェブサイトのルート」での日付と時刻の書式指定には制限は特にありませんので、日本語を含んだ日時指定を行うことも自由にできます。
フロントエンドの日付と時刻
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「ウェブサイトのルート」で日付と時刻の書式指定すると、ニュースの記事やイベントの日付もそれに合わせた形式となるようで、微妙に日本語の表記と釣り合わずに残る部分があります。この点についてはニュースアーカイブとニュースアーカイブメニューの日付の書式をご覧ください。