Contao 2.10への移行のハードル
Contao 2.10への移行を検討していて9月3日頃のメモです。
- Contao 2.10にバージョンを上げるからといって、ページをHTML5にしなければならないわけではない。
- XHTMLのままで行けばカスタマイズしたテンプレートの手直しは殆どいらないだろう。
- 言い替えればHTML5にしようとすると、スタイルシートは間違いなく見直さなければならない。元に作ったスタイルシートの「でき」によるだろう。
といった感じですが、当サイトや職場のサイトをContao 2.10に移行する場合に最大の問題はredirect機能拡張であることが判明しました。この機能拡張は、
- SSLによるアクセスに切り替え
- 非SSLによるアクセスに切り替え
- メンバーとしてログインしている場合に他のページに移動
- メンバーとしてログインしている場合にそのメンバーの言語のページ移動
- アクセスしてきたブラウザーのUserAgentに従って他のページに移動
といったフロントエンドモジュールを提供します。実際に必要なのは1.と2.で、問い合わせページのフォームのページでSSLに切り替えたい場合です。
Contao 2.10ではブラウザーが送るUserAgentから、bodyタグのstyle属性にCSSのclassを自動的に定義する機能ができたため、多くの場合はこちらで何とかなるでしょう。
悪いことにredirect機能拡張に依存している機能拡張が存在しているので、どうしようというところです。
実際に動作上の問題があるのは、5.のUserAgentによるページを移動する機能で、他の部分については特に競合するところはなさそうです。