Contaoの用語: テンプレート
Contaoでは同じ用語が違う意味で使われている部分があります。これはContaoに限ったことではありませんし、それほど多いわけではありませんが、採り上げてみたいと思います。まずは「テンプレート」です。
Contaoでテンプレートという用語は二つの箇所で出てきます。
- バックエンドやフロントエンドを表示する際に、HTMLを構成する部分の雛形となるファイル
- インストールツールでウェブサイトの雛形のデータとなるファイル
1.のファイルはContaoのコアのモジュールや機能拡張に含まれる.html5(や古いバージョン用の.xhtml)を拡張子に持つファイルと、カスタマイズのためにtemplatesディレクトリに作成する.tplを拡張子に持つファイルです。これらの内容はPHPのコードを含んだHTML(HTML5またはXHTML)のファイルで「HTMLの雛形」と呼べるものです。
2.のファイルはデータベースに読み込ませるSQLを定義したファイルです。実際にはデータベースの定義のファイルの他に画像などのファイルディレクトリのファイルと共に「ウェブサイトの雛形」と呼べるものです。
いずれのテンプレートも「雛形」が日本語として合っていますが、言語ファイルの役としては2.の方を「ウェブサイトの雛形」または「ウェブサイトのテンプレート」としても良いかもしれません。
(なお、以上は私の個人的な見立てであることをお断りしておきます。)