Google Page Speed
Contao 2.10に向けた開発が進行中です。マイナーバージョンのリリースとなりますが、現在のContaoの開発では通常のソフトウェアのメジャーリリースに近い位置づけと言っても良いでしょう。かつてのNetBSDの1.4, 1.5, 1.6といった命名に近いとも言えます。
さて、保守リリースと異なって新しい機能や、大きな変更が入ってきます。この中にはページの表示の高速化、Google Page Speedのスコアを向上させるための変更があります。1つ大きな機能が入るというよりは、ぱっと見はちょっとした複数の機能が加わります。但し、これはコンテンツそのものを見る側には特別に何かが変わるわけではありません、もちろんサイトの表示速度は向上するわけですが。
一方、現在のContao 2.9でもContaoをGoogle Page Speedに最適化で紹介されている方法を適用すると、そこそこ良い結果にできます。フロントエンドは公開するサイトの内容に依存しますが、当サイトのデザイン的にはスッカラカンのような場合は概ね88から90くらいとなります。
バックエンドの方はログインページこそ90くらいですが、他は82前後でGoogle Page Speedから改善できる項目がいくつも提示されます。
2.10ではバックエンドを含めて、さらにスコアが上がるように改善されるでしょう。